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子どもがPythonを学ぶ前に知っておきたい3つのポイント

近年、小学生の習い事として「プログラミング」が注目されています。
なかでもPython(パイソン)は、初心者でも扱いやすく、本格的な開発にも使われる言語として人気が高まっています。

とはいえ、保護者の方の中には「Pythonって本当に小学生向き?」「いきなり難しくないかな?」といった不安を感じている方も少なくないでしょう。

この記事では、プログラミングにあまり詳しくない保護者の方に向けて、お子さまがPythonを学び始める前に押さえておきたい3つの大切なポイントを、教育の現場での経験をもとに、わかりやすくご紹介します。
お子さまが楽しく、着実に成長できる学びの環境を見つけるヒントになれば嬉しいです。

Pythonは「実用的」で「やさしい」言語だが、基礎が必要

Pythonは、AIやWebアプリ開発、データ分析などにも使われる、非常に実用的なプログラミング言語です。
記述がシンプルで分かりやすく、初心者にやさしいと言われています。

とはいえ、小学生がいきなりPythonのコードを書き始めるのは簡単ではありません。
実際には「プログラミング的思考」が身についていないと、文法がやさしくても理解が難しく感じてしまうことがあります。

まずは考え方を育てることが先決

プログラミング学習では、いきなりコードを書く前に、次のような“考える力”を身につけることがとても大切です。

  • 物事を順序立てて整理する力(シーケンス)
  • 条件によって動きを変える力(条件分岐)
  • 同じ動きを繰り返す仕組みへの理解(ループ)
  • 情報をしまって使い回す仕組み(変数)

こうした力は、Scratch(スクラッチ)などのビジュアルプログラミングを使えば、遊び感覚で自然と身につけることができます。

ポイント

  • いきなりPythonを始めるのではなく、まずは考える力を育てる土台作りを
  • スクラッチのようなツールを活用できる教室なら、自然に学びへ入っていける

しっかりとこうした準備をすることで、お子さまは自信を持ってPythonに取り組めるようになります。

学ぶ順番と内容に「段階的な設計」が必要

Pythonを学ぶうえで意外と見落とされがちなのが、「どんな順番で学ぶか」という点です。
プログラミングの世界は、最初から難しいことに取り組もうとすると、すぐに壁にぶつかってしまい、やる気をなくしてしまうこともあります。

無理のないステップ設計がカギ

お子さまが自信を持って学習を続けていけるようにするには、段階的にレベルアップしていけるカリキュラムが欠かせません。

たとえば、当教室では次のような3段階の学習ステップを設けています。

  1. ビジュアルプログラミング(Scratch)
    • ゲームづくりを通じて、楽しくプログラミングの基礎を習得
    • 条件分岐やループなどの考え方を体験的に学べる
  2. Python入門
    • やさしい命令文を使って、少しずつテキストコードにチャレンジ
    • じゃんけんゲームや迷路など、自分だけの作品づくりを楽しみながら習得
  3. Web制作の基礎(HTML/CSS/JavaScript)
    • 自分の作ったものをWeb上で形にして公開する体験
    • 応用力やデザインセンスも育てられる

このように、ステップを踏みながら学ぶことで、「難しい」と感じる前に基礎をしっかり固めることができます。

保護者の方へのアドバイス

  • 「Pythonを学ばせたい」ではなく、「Pythonに無理なく進める流れがあるか」を見てみましょう
  • 年齢や成長段階に合わせたステップを用意している教室を選ぶことが大切です

学習成果が「目に見える」ことが継続のカギ

どんな習い事でも、成果を実感できなければ長続きしにくいもの。
プログラミングも例外ではありません。

成果を“見える化”する工夫がやる気を引き出す

Pythonでは、簡単なゲームやアプリを自分で作ることができます。たとえシンプルなものでも、「自分の力で動かせた!」という体験は、お子さまの自信ややる気につながります。

当教室での取り組み例

  • ミニプロジェクト形式の学習(キャラクターが動く、音が鳴るなど)
  • オンラインでの作品共有が可能で、達成感を味わいやすい
  • 講師からの具体的なフィードバックで、前向きに取り組める環境づくり

継続のポイント

  • お子さま自身が「できた!」と感じられること
  • 保護者の方も、お子さまの成長が目に見えてわかる仕組みがあること

まとめ

Pythonは将来性のある魅力的なプログラミング言語ですが、小学生にとっては「どこから始めるか」「どう進めるか」が非常に重要です。

今回ご紹介した3つのポイント

  • 基礎となる考え方を育てること
  • 段階的なカリキュラム設計
  • 成果が実感できる仕組み

これらを意識するだけで、お子さまのプログラミング学習の成果は大きく変わります。

弊社のプログラミング教室では、まったくの初心者でも安心して学べるよう、上記ポイントをすべてカリキュラムに取り入れています。
Pythonに興味がある方、まずは体験レッスンから始めてみませんか?

お子さまの「好き」や「得意」を一緒に育てていきましょう。

無料体験・お問い合わせ

パソコンに不慣れでも楽しく取り組めます!

無料体験会では、主にパズル感覚でプログラミングができるScratchを使ってゲーム作成を行います。
保護者同伴で楽しんでいただける内容ですので、お気軽にご参加ください。